199: ◆3feiQFueVc[saga]
2013/02/25(月) 01:00:14.01 ID:tvkmI4vQo
二日かけて、雪歩と語り合いました。朝に日に、なにくれとなく。
不思議と心は凪ぎ、あれほど私を苛み、雪歩に汚れを付けた色欲も鳴りを潜めています。
手に手を重ね、指を綾めて、いとしいその名を舌に乗せる、それだけのことが、こんなにもこの胸を満たす。
「雪歩」
「はい。貴音さん」
夜が来れば、どちらともなく唇を合わせ、そうして夢でまた君と歌う。
確かに私は、幸せでした。どうしようもなく。
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