過去ログ - もし一方通行の精神が脆弱だったら2
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/03(木) 12:05:00.76 ID:6Ilaj7N4o
御坂「工山さんの友達二人とその女の子はどこまでこの滞空回線のことを知ってるの?」
工山「削板には全部話しましたが、後の二人は『学園都市に隠れることができる場所はな
い』という程度でしか知らなかったそうです。ですが、滞空回線自体を知ることも危険な
ので、二人には『一度襲撃者を倒しても、また何時襲ってくるかわからないから、なるべ
く一緒にいるように』という旨を削板に伝えさせました」
御坂「そっか……その二人は、元々追われてる身なんだし、これ以上問題を積むこともな
いわよね……」
初春「じゃあその二人は私達のことを知らないんですね?」
工山「うん。俺とその協力者って程度かな」
御坂「……連携がとれないってのがネックよね。私達もその二人の名前すら知らないし」
工山「……ペアの高位能力者の方が、『名前は出さないでほしい。被害が及ぶから』って……」
御坂「もうどっぷり問題の最中だっちゅーの……大体高位能力ってレベル3,4くらいで
しょ?学園都市と戦うにはちょっと心もとないんじゃない?」
工山「……ま、まあ、そうですよね」(超能力者っていったら速攻割り出されるよな……)
初春「…連携を取ってないおかげで、何も起きていないのかもしれません。もし繋がりが
強くなったら、一つの大きな敵として潰されるかもしれませんし……」
御坂「…でも、学園都市と戦うなら戦力は高い方がいいでしょ?」
工山「確かに、僕達が揃えばレベル5が二人、能力者が二人、情報操作が二人で結構戦力
はそろってると思うんですけど……」
御坂「そうよ!」
御坂は威勢良く立ち上がり、
御坂「こんだけメンバーが揃ってるんだから、勝機はあるはずよ!温かい部屋で私達を覗
き見してる変態野郎なんかに、いつまでも怯えて暮らす必要なんかないわ!!!」
そう息舞ったが――
初春「……恐らく、厳しいと思います」
初春は、静かに否定した。
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