15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 00:19:06.09 ID:x9OhnH1e0
「貴音。その、な。お前、響と仲良かったよな?」
突然の、響の名前。予想だにしていなかったからか、貴音は一瞬自分の心臓が大きく波打ったことを感じた。
「たしかに……そのはず、ですが」
はい、とははっきりと答えられなかった。
昨日のことがすっと頭をかすめて、貴音の口調から自信を奪ってゆく。
「そうか、そうだよな……響な、一週間謹慎処分ってさっき決まったんだわ」
続いてのプロデューサーの言葉に。
いよいよ貴音の思考は停止した、ように思った。しかし頭の中にはどこか冷静な部分があって、「なぜですか」と静かに訊ねる貴音がいた。
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