過去ログ - 俺は上条当麻、学園都市に住むレベル？？？だ。 ―最終章― -SS速報VIP

過去ログ - 俺は上条当麻、学園都市に住むレベル？？？だ。 ―最終章―

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670: ◆wPpbvtoDhE[saga]
2013/01/12(土) 20:46:42.26 ID:Oltl4T+s0

李麗「それより佐東。怪我してる」

李麗「血ー飲むといいね」

佐東「ん、有り難くもらうよ」

　　　李麗は胡蝶刀で指に切れ目を入れ、垂れた血を佐東の口に近づける。

　　　佐東はそれを舌で受け取ると肩の傷が瞬時に癒える。李麗の指の切れ目も同時に塞がった。

李麗「佐東にそんなん言われると、少し嫌になる」

佐東「・・・・そんな意味じゃなくて、助けられた礼」

佐東「血でも力でもなく、お前に感謝してんの。オッケー？」

李麗「それならいいの。おけーよ」

佐東「痛みもバッチリなくなったし、コイツにゃ何から聞こうか」

李麗「りーりー、いきなり現れた獣のことも気になるね」

佐東「俺も気になった・・・・・・・おい、オッサン」

「っぐ！・・・・！・・・・りっ、李麗様！！」

「私にも、血を・・・・！」

　　　　血塗れになっている男は崇めるかのように、李麗の前に縋りつく―――――が、求めるものは叶わない。

「ぎぃ！？ぎゃぁあぁっ！！！」

佐東「おーい、立場判ってる・・・・・お前？」

　　　　佐東は、中年の切断されている脚の傷口を踏みつけた。男が悶絶する様子を見ると更にぐりぐりと踏みにじる。

　　　　男は想像を絶する痛みを受け叫ぶ他出来ることはなかった・・・・いや、実際にはあるのだが、逆らうことを善しと出来ない状況である。

「やめっ！やめてください！御免なさい！！」

李麗「やっぱコイツ殺していいか？」

佐東「ダメに決まってんだろ？殺すのは拷問してからだって説明したろ」

李麗「じゃあ、りーりーが拷問したいね」

佐東「いいけど殺すなよ？」

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