過去ログ - 上条「摂り憑かれた………」
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60: ◆hpOs4el2EFNo[saga]
2013/01/05(土) 21:46:01.72 ID:x/MmPaQb0



上条の住んでいる学生寮は、見た目は典型的なワンルームマンションだ。
四角いビルの壁一面に直線通路とズラリと並ぶドアが見える。


鉄格子の様な金属の手すりに『ミニスカ除き防止用』のプラ板が貼ってないのは、ここが『男子寮』だからだろう。(まぁ今も昔も上条の部屋には尸解仙の少女が同棲しているが)

御坂美琴(ビリビリ女)を追い払い、物部と合流した上条は、日の落ちた学生寮の前まで戻って来た。


上条「布都!インデックスは!?」

物部「我らの家の前…………血の香り………まずい!どうやら怪我をしとるようじゃ!」

上条「なっ!?―――――――――ッツ!」

衝撃の事実に、すぐにでも――を駆け上がってインデックスの元へと駆け寄りたい上条だったが、どこからか感じた背筋を凍らすような気配に足を止める。
それは、いつも上条の傍にいる相方の使う力の流れと少しばかり似ているが、やはり決定的に違う。


物部「感じたか?………近くに『人払い』を張った魔術師もおる………」

どう足掻いても一悶着ありそうだったが『その程度』で上条当麻と物部布都は止まらない。
インデックスの怪我の具合がどれ程の物か知らないが、相方の焦り具合から見て転んですりむいた―程度の者ではない事は明白だった。






一秒でも時間が惜しい。






上条「………行くぞ」


上条はそう言うと、七階にある自分達の部屋の前へと急行する。






そして、ひどく驚愕した。





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