過去ログ - 上条「いろんな能力で物語進める」【安価】
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899: ◆gG3GD/FuOQ[saga]
2013/01/05(土) 01:36:32.10 ID:VXhpqeMho


上条(あ……れ……? そういえば)






上条『木山春生って……最近の地震に関係しているんじゃないですか?』

カエル『…………』

上条『あ、あの?』

カエル『……まったく、一体どうやってそんな結論に達したのだか』






上条(そうだ、あの時はハッタリのつもりであんな事言ったら……)






カエル『もう帰るんだ』

上条『え、ちょ』

カエル『僕は医者だ。君達の安全を守るという義務がある。だからこそ、忠告する。もうこれ以上踏み込むのはやめるんだ』






上条「…………」

禁書「どうしたのとうま? なんだか震えてるよ? 寒いの?」

上条はインデックスの言葉に受け答える余裕もなく、ただひたすらケータイを操作する。
その手にじとっと汗が滲むのを感じる。

あの、青髪ピアスのシスター軍団に会うなんていう悪ふざけ。

学園都市を抜けるという目的でマルチスキルを持つ木山春生を探した事。
上条は上条で、あくまで情報収集の手段としてマルチスキルを求めただけだった。

しかし、マルチスキルなんかよりもずっと。


木山春生自身の行方、それが今重要なのではないか。


上条はケータイを操作する。
木山春生の目撃情報の内の一つに、あの病院がある。



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