871:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 17:49:04.67 ID:EXCrxxKao
あなたは彼の髪を軽く撫でてみた
砂に混じって、誰かの血なのか自身の血なのか
固まりだして小さな塊が出来てしまっている
そんな彼の姿にあなたは、また小さく胸が締め付けられる
自分がもしも、同じ場に立てていたら
何かの役に、立てていたのだろうか
痛みを分かち合うことが、出来たのだろうか
「……」
物言わぬ彼の頬をまた軽く撫で、あなたはダルさんの方へと向かう
小さな体が、自身よりも大きな力を受けたであろう傷が多く見受けられる
鎮痛剤の副作用で穏やかに眠っているようだ
辺りには、もう動いている人影の方が少なく
見張りのために起きている人が数人と、ドクターが今なお作業を続けている状態だ
あなたは
1、見張りの手伝い
2、ドクターの所へ
3、このまま一休み
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