過去ログ - 京太郎「救われぬ愛に救いの手を」
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632: ◆VB1fdkUTPA[saga]
2013/01/07(月) 20:46:02.63 ID:dVVYrGS5o
>>626:哩



京太郎「ん?」


何をするかと思いながら俺がホテルのロビーへ向かう。

そこで目に映ったのは、見覚えのある髪型だ。

二つに分けたおさげ髪。

あそこに居るのは白水部長だ。

部長、それにおさげ。

何故かズキンと頭が痛むが、それを振り払って俺は声をかけた。


京太郎「部長、お疲れさまです」

哩「ん、須賀か」

京太郎「ちょっと散歩で出てきますね」


足を組み、一人ティーカップを傾けている部長に挨拶をする。

少し外に出よう。

そう思ったから告げておいたが、手の先で「こっちに来い」をされる。

それに従い、俺は部長の対面へ。

カップを置き、腕を組む部長の顔は何処か渋かった。


哩「……姫子んこつでちょこっと話ばあっけん」

京太郎「は、はあ……」


聞けば、俺に対する行為はどうにも止まりそうにない、とか。

悪意は無いと思うから相手してやってくれ、とか。

相談あれば乗るくらいは何時でもしてくれる、とか。

お茶を一杯ご馳走になりつつ、俺は結構真摯に聞く。

当然である。

あの人に対抗するには白水部長の力が一番だと俺は知っているのだ。

むしろ学ばなきゃいけなかったにすぎない。

江崎先輩は「何もかんも須賀が悪い」としか言ってくれないし。

安河内先輩はたまに俺をじっと見てくる。

花田先輩は頼りになるけど、あの人の言うこと聞くとは思えないし……。


京太郎「いや本当に、部長は頼りになりますよ……」

哩「……褒めてもなんもいげなかぞ」


ちっくしょ、クールだなこの人。



【上昇判定】
・各レベル3段階で次のレベルへと移動する。
コンマ判定でぞろ目時、無条件で一段階病み度が上昇する。
・安価判定失敗時、病み度が1上昇する……コンマ01〜45
・安価判定大成功時、従順度が1上昇する……コンマ85〜00
判定↓1


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