過去ログ - 京太郎「救われぬ愛に救いの手を」
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808: ◆VB1fdkUTPA[saga]
2013/01/08(火) 20:59:13.59 ID:YninyfmJo


京太郎「部長?」

哩「須賀か」


ホテルの廊下。

俺の部屋がある階にある自販機からの帰り道。

そこで上階に居るはずの白水部長とばったり出会う。

風呂上りなのか、ホテルの備品である浴衣を着ている部長。

うん、やっぱり色っぽい。

しかし、だ。

ここで出会うということは自販機が目的なんだろう。

手に財布も持ってるし。

だが、俺はそんな部長に言わなきゃいけないことがあった。


京太郎「部長、自販機に用ですか?」

哩「そうやけど」

京太郎「売り切れでした」

哩「ほんまか?」


手を振り、俺がアピールする。

事実、売り切れだ。

そういうと、部長が小さく息を吐いた。


哩「そうやったら、外に買いにいかいなかといけなか…」


着替えないと。

そう呟く部長。

俺は少し考えて、部長に提案した。


京太郎「……俺の部屋、来ます?」

哩「………は?」

京太郎「いえ、江崎先輩用のドリンク、俺の冷蔵庫に一杯あるんですよ」


あの人用に今日帰りがけに安売り買ってきたのが冷蔵庫にある。

飲む気は無いけど、こういう場合ならいいだろう。


哩「い、いや、そぎゃん悪い……」

京太郎「まぁまぁ、別に部員用に買ったみたいなもんですから気にしないでも」

哩「ちょ、ちょこっと押さなかでって!?」





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