13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/01(火) 22:30:26.15 ID:wPVf28UAO
なんだこれwwwwwwwwww
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/01(火) 22:36:05.87 ID:tn4+TRH00
兄「お、お前がやったのか! な、なんで、こんなこと」
妹「お兄ちゃん、ちょっと黙ってて。 大丈夫だから」
兄「だッ………!? 大丈夫って、お、お前! 女さんを、こ、殺し………」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/01(火) 22:44:13.97 ID:tn4+TRH00
普段は聞かない甲高い笑い声に身をすくめてしまったが、しかしその声を聞いて、その声を咀嚼して、俺は
胸を撫で下ろしたような、無理やり胸を撫でられたような気分になった。
声のする方向を見れば、そこには女さんが揺れるように立っていた。
地面を向いているので、髪で表情は伺えない。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/01(火) 22:48:54.48 ID:tn4+TRH00
女「あはっ、あはははは」
兄「あ、あ………?」
炎が、消えていた。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/01(火) 22:57:33.62 ID:tn4+TRH00
兄「………お、女さん」
女「なあに?」
凄い笑顔を向けられ、俺は反射的に背筋を伸ばし、危うく敬礼とかをしそうになった。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/01(火) 22:58:32.12 ID:saSWrCnio
熱い展開だな
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/01(火) 23:04:40.19 ID:tn4+TRH00
ふと、女さんの頬が緩まる。
炎とは別の熱は静かに無表情に還った。
女「兄くん。 ………ごめんね?」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/01(火) 23:13:38.19 ID:tn4+TRH00
女「―――へえ? 何? 何か文句でもあるの」
妹「間違いを指摘したまでなんだよ。 ただ単に、それだけだよ」
女「間違い?」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/01(火) 23:20:33.95 ID:tn4+TRH00
兄「………妹」
妹「大丈夫だよお兄ちゃん。 お兄ちゃんは学校に行って、いつも通り過ごせばいいんだよ。 お勉強頑張ってね」
兄「いや、頑張れない。 俺もう、この登校の時点で頭が痛くなっちまった。 朝っぱらからオーバーヒートだよ。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/01(火) 23:23:13.14 ID:tn4+TRH00
兄「一ついいか、妹」
妹「なあに? お兄ちゃん」
兄「この話はギャグなのかシリアスなのか、どっちだ」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/01(火) 23:26:42.77 ID:tn4+TRH00
妹「ギャグ、シリアス………」
兄「………」
妹「そんなの、どっちでもないよ」
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