23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/03(木) 11:47:21.38 ID:i2LHXz6B0
時臣の部屋。
時臣 「いかん。いかんぞ。アーチャーの所在がまったく掴めない。
副次現象も宝具で無効化してしまったために、なにをしているのかすら
一切わからないのとは……」
グラスをくるくる。
時臣 「かといって、現象の無効化を解除されては王の怒りを買うだけのこと。
一体どうすれば……」
グラスの中身に時臣の顔が映っている。
時臣の顔が映るワインがくるくるくる……。
時臣 「おかしい。デメリットしかないはずの現象で何故私がこのような事態に……」
時臣 「そもそもなぜこのような現象が起こるのだ……？
なぜだったか――――」
【元々そういうものではないか】
時臣 「ああ、そうだ。『元々そういうもの』なのだ。これは考えても仕方ないことなのだ。
遠坂たるもの、そのようなことに囚われてはいけない。常に優雅たれ……」
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