過去ログ - ランサー「感情伝導……?」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/03(木) 12:36:31.31 ID:i2LHXz6B0

冬木市。


セイバー「くっ……切嗣、なぜだ……」

アイリ 「心配しなくても、彼は私たちを見守ってくれているわ」

セイバー【アイリスフィール……主にあなたを見守っているのではないかと】

→切嗣

セイバー「あ」

アイリ 「また感情伝導?」

セイバー「はい……」

アイリ 「たしかに不都合も多いかもしれないけど、決して無駄にはならないはずよ。
     人間はそうやって傷つけあって、お互いを知る生き物……これは彼から
     教わったことよ」

セイバー「はい……私にも理解はできます。ですが、同時に星の数ほどの悲劇も見てきました」

アイリ 「でも、ここで諦めてしまったらそれで終わりよ。
     少しずつでも、あなたの言葉を積み重ねて。それは決して消えるものではないわ」

セイバー「……はい」


切嗣 【アイリの警護はサーヴァントに任せておいて問題ない……】

→セイバー

セイバー「あ……」

セイバー「(私の能力は信用している……のだろうか?)」

切嗣 【舞弥と合流する前に腹ごしらえを……おっ。中華か。
    たまにはこう……ジャンクというか家庭の味を堪能しないとなあ】

→セイバー




切嗣 「おっと……」

切嗣 「(万が一にもありえないとは思うが、セイバーの口から僕の行動が漏洩することは
    なんとしても避けねばならない)」

    缶コーヒーを煽る。

セイバー【意外と……子供っぽい?】

切嗣 「ぶはっ!?」




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