306:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/23(土) 01:17:31.10 ID:J6vNNcoJo
あのパーティの日。
菜帆ちゃんの言葉は大声にまぎれていたけど、しっかりと聞こえていた。
『助手席は特等席なのに、って』
言われた言葉をかみしめる。
頬が緩む。
これはきっと、自惚れじゃない。
だって、わざわざ確かめたんだもの。
ずるいですよね。
小さくつぶやく。
不機嫌にさせて、ごめんなさい。
同じことされたら、私もそうなると思います。
でも、今回、ずっと気づいてなかったのは私の方だったんですよ。
そんなの、フェアじゃない。
だから、ずるいけど、謝らない。
それくらい、許してもらわなきゃ。
319Res/162.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。