過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第八巻
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61:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2013/01/08(火) 06:29:34.55 ID:S68T8vxjo
セントベレス山 大神殿 地下 ヨシュアの部屋


晩御飯 メラリザードの丸焼き(塩とにんにくで味付け)


ヨシュア(今の私は個室が与えられている。あの奴隷生活からは想像できないが)ガブ

ヨシュア(この部屋は大神殿と共通の石製で、清潔な浴室と便所さえ設置されている)

ヨシュア(扉は石格子ではなく、顔が覗ける位の菱形の小窓が付いた引き戸だ)ガツガツ

ヨシュア(教団の指示下の生活には違いないが、私は多くの権利を与えられている…)

ヨシュア(この贅沢な食事もそうだ。教団は一体何をするつもりなのだろうか?)ゴクン




……

ガチャッ ギ…

ヨシュア「!」ミアゲル

教団の女性A「ハイハイ。食事は終わりましたかー?片付けますよー」カチャッ…

教団の女性B「少し残したねえ。マア丸焼きだからねえ。一人じゃムリよねえ。ホホ」

ヨシュア(この女性達は私の生活代行の使用人だが、今回は初顔を連れて来ている…)

ダークシャーマンA「毎日夜更けまで精が出るようで」シュルルルル…

ヨシュア(光の教団の呪術師ダークシャーマン。自ら両腕を二匹の大蛇に変えたとか)


カチャッ カチャッ…

ヨシュア「何の御用だろうか?」

ダークシャーマンA「あなたの妹と仲間は公然と教団と敵対し、戦争を起こしている」

ヨシュア「!」

ダークシャーマンA「エルヘブンの辺境蛮族に加担…グランバニア研究施設爆破事件」

ダークシャーマンA「世界の平和を脅かす暴力的過激集団、通称トンヌラサーカス…」

ダークシャーマンA「生んでしまったのはヨシュア。あなたなのですよ」シュルルルル…


ヨシュア「…妹が理由なく大それた事をするとは思えない」

ダークシャーマンA「光の教団に落ち度がある。あなたはそう仰るんですね?」

ヨシュア「そうではない。私にとって神と教団は揺るぎないものだ。妹も同じだろう」

ダークシャーマンA「あなたの妹は背教しました」シュルルルル…

ヨシュア「!?」

ダークシャーマンA「天空の竜へ信仰を移したようですが、それもわずかのこと…」

ダークシャーマンA「現在は自身の主、トンヌラを崇拝しているようです」シュルルルル…

ダークシャーマンA「あなたの妹にとっては、信仰対象は重要ではないのでしょう」

ヨシュア「………」


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