15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/11(金) 23:31:20.42 ID:Z/gmxccDO
かぐら『ウヒヒ、これはきっと大量だね〜』
マミ「お腹が空いてるならご飯上げなきゃ」
まどか「ええと、この中で猫ちゃん達でもたべられるものって……」
キョロキョロと、まどかとマミは机の上を物色し始めた。
料理をおいそれと簡単に犬猫にあげてしまう事は本来非常に失礼ではあるが、知久及び詢子は笑ってその様子を見届けるつもりらしく、気にする必要はなさそうだ。
かぐら『ボクの口の中にご馳走を入れてしまうんだ!この愚民共!』
この時、確かにかぐらは勝利を確信した。
美酒に酔いしれ、勝ち取った戦利品を口に運び、思いのままに腹を膨らませるのは自分
そう勝つのは、いや、もはや勝ったのは自分だと。
─────しかし
さやか「こらこら、何勝手なことしようとしてんの」
それを阻む者がいるという事をかぐらは考えもしなかった。
かぐら『なん……だと……!?』
さやか「見なよアレ。お皿にキャットフードは残ってないから、この子はしっかりとご飯食べてるよ」
まどかに抱き上げられたままの姿でかぐらは愕然とした。
何故、あともう少しで上手くいくはずだったのに、今まさに全てが両手からすり抜けていく。
かぐら『ち、違』
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