2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 14:29:21.82 ID:skF94ZoDO
もう文句を言う事もなくなった二匹を見下ろしながら、なんとも言えない思考に適当に終止符を打つ。
そう言えば、ここ最近は魔女だって現れないからここまでだらけた日常はこの世界に来てから久しぶりの事ではないか。
ならばここまで普段じっくり考え込まない事が頭の中でグルグルと巡る事も理解できる。
今、ここはまったくの平穏そのものなのだ。
勿論は、この世界は魔女だとか魔法少女だとか、とてもじゃないが普通とは呼べない珍妙な事態が繰り広げられている世界である。
しかし
悪の科学者が襲い掛かってくる事もなく
電気スタンドがマフラーを届けに電車で突っ込んでくる事もなく
電柱に喧嘩吹っかけられる事もない
寂しいとか、ふざけた事はない。
あり得ない事なのだが、まぁ、確かに張り合いは、今のこの日常には感じない。
それでも、それでもだ
まどか「んぐんぐ……マミさん、このお肉柔らかくて美味しいですよ」
マミ「あらあら、教えてくれるのは嬉しいけど、口元にご飯つぶがついてるわよ」
まどか「え、えぅっ!?ウソっ!?」
さやか「焦って食べるからだぞ〜、まどか〜」
まどか「う、さっ、さやかちゃんに言われたくないもん!」
さやか「なにをぉっ!」
マミとまどかとさやか、彼女達のあの顔を見せられれば、あれが悪いとは思えないのも事実だ。
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