3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:51:55.78 ID:skF94ZoDO
クロ「ま、そんなに食いたきゃ貰ってくるってのも一つの手でもあるけどな」
唐突にポツリとこぼした言葉に、二匹が反応して見上げてくる。
それを確認したクロは主に人間達から見えない程度に口を歪ませた。
ほむら『どういうことだよ?』
クロ「言葉通りの意味だ。どうしても欲しい物があるなら自分で取ってこいよ」
面白き事がないなら面白く、遊びがないなら自分が先に遊び相手になればゲームは始まる。
クロ「今からあそこに行っておねだりをしてこい。それで上手く飯をせしめてくりゃあお前らの勝ち」
つまりこういう事。
暇なんてもの、その気になればいつだって壊せるのだから。
それになにより、どんなものにでも勝負事はよく似合う。
かぐら『なにそれ!楽しそう!!』
目を輝かせながら一番に話に乗ってきたのはかぐらであった。
大急ぎで食べていたせいか、彼女の皿のキャットフードは殆ど残り少ない。
母から言われた事を忘れた訳ではないだろうが、目の前に現れた楽しそうな事に今は意識がいっているのだろう。
まぁ、これくらいなら良いじゃないかとクロは思った。
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