過去ログ - クロ「魔法少女?」 Part2
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374:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/06(日) 20:06:35.88 ID:QYsd2B6DO


その瞬間、マミの脳裏に浮かんでいた言葉はただ一つ『生き地獄』だった。
最初は楽しかったはずだ。
知久の本当に美味しい料理を食べて、詢子の冗談を聞きながらまどかと二人笑って、子猫達と一緒にいるクロを横目で見ながら微笑ましい気持ちになって・・・・・・・・楽しかったのに。


全てがおかしくなり始めたのは、テーブルの上に申し訳程度に置いてあったワイン瓶に詢子が手をかけた頃である。
何でもないような自然な仕草で彼女はコルクを開け、何でもないような仕草な動作で彼女はグラスに注いだそれを、実に優雅で見惚れるような美しさで煽っていた。


すると、彼女は見る間に陽気になり、口数も増え、慎ましさすら感じた飲み方もやけに乱暴になり始めた。
当初は「まぁ、大変よね。実質この家で唯一働いている人だし、ストレス溜まっているわよ」と大らかに見守っていたマミであったが、突然詢子が此方に向かって手招きを始めたのだ。


マミ「詢子さん、如何がしましたか?」


詢子「・・・・・・・・注げ」


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