40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/25(金) 22:35:51.70 ID:FNFUVLoDO
自分はとことん『腕』というキーワードには良い縁がない。
考えれば、考えるほど納得がいかない。
そして、今のマミの姿を、そのどこか悲しそうな目を見ても納得がいかない。
彼女の腕が正常に戻ったとして、それが正しいのかすら分からないのだ。
マミ「……ごめんなさい。本当に、ごめんなさい」
「謝らないで下さい」
まどかは本当はそう言いたかった。
しかし、果たしてその言葉に、どれ程の力があるのか、自分の言葉に全く自信がなかった彼女は口を開く事ができない。
────マミの右手の震えは止まらないまま
クロ「ちっ、目の前でプルプルと邪魔なんだよ」
沈黙にドスンと投げ込まれた吐き捨てるような言葉が波紋を広げていき、固まったままの少女達に熱い火を付けた。
さやか、そして、まどかですらも頭に怒りが走る。
さやか「───あんたね、言葉を選びなさいよ!」
まどか「そうだよ!ちょっと酷いんじゃ」
クロ「うるせー!」
至極真っ当な彼女達の怒りとただの一喝でクロは切り捨てる。
しかし、その言葉には不思議と怒りなど含まれておらず。
むしろその不可解さに、彼女達は黙った。
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