51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/27(日) 01:04:18.83 ID:60muNJSDO
マミ「クロ、私からもお礼を言うわ」
しかし、あまり大声を出しすぎると下にいる他の鹿目家に迷惑がかかるかもしれない。
そんな事も考慮しての言葉である。
勿論、さやかの分も込めて。
それが聞こえたクロはさやかとのじゃれあいを止め耳を掻いた。
クロ「お前らの落とし物だからな。拾ったオイラに一割ほどの見返りがあるのは当然だな」
さやか「私のお礼は無視したくせに」
まどか「まぁまぁ、さやかちゃん。ドウドウ」
どうでもよさそうな態度で、気にすんなとでも言うように手を振る。
そんな彼だから、いつも忘れてしまいそうになるのだが、今日くらいはさせてもらおうじゃないか。
マミ「え、えっと……、まだあるの」
クロ「……何がだよ」
マミ「お、お礼」
《感謝》を伝えよう。
クロ「………………あん?」
まどか「そう!あのね、お昼に私達が作ったケーキを食べてもらいたくって。と言っても、半分はマミさんの手作りだけど」
マミ「まっ、まどかさんっ……」
珍しく悪戯っぽく笑うまどかに、顔を赤らめて期待に満ちながら伏し目がちにこちらを見るマミ。
なるほど、こんな状況は電気スタンド相手に経験済みだ。
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