64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/31(木) 20:54:10.40 ID:AxlSjuFDO
だが、衝動的に目覚めたせいだろうか。
本人は鋭く睨んでいるつもりのその目は未だ夢うつつと力なく、身体もよく見ればフラフラと揺れている。
マミ「どうしたかのかしらほむちゃん……」
彼女の口から、その呼び名が出てくるとなんとなく、酷い違和感があるのは、ほむらと聞いて、あの無表情の少女を思い出すからだろう。
クロ「……眠いから静かにしろ、だとよ」
マミ「まぁ、それは悪い事をしてしまったわね」
マミだけじゃなく、まどかとさやかも驚いた顔をしていたがクロの説明で皆納得したようだ。
彼女達からすれば、いきなり飛び起きた子猫から凄まじい威嚇を飛ばされ何事かと思った事だろう。
ほむら『………まったく、本当に、人間は…………まったく』
ブツブツと恨み言を呟く彼だったが、その言葉に返事するより早く彼はコテンと倒れてしまった。
どうやら、さっき叫んだ事が彼にできる全力だったらしい。
小さな寝息が聞こえてくる。
まどか「………寝ちゃった、かな?」
さやか「みたいだねぇ。まっ、確かに私達もうるさかったかなぁ。こんな時間だし」
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