過去ログ - ネミッサ「いつかアンタを泣かす」 ほむら「そう、期待しているわ」
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348: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/01/23(水) 21:21:56.49 ID:IJ1OI9UG0

一方ネミッサは、古い知人に呼ばれていた。
電話でのやり取りを行い、今日落ち合うということだった。

「へへ、お久しぶりです、ヒト……『ネミッサ』?」

「あ、あれ……」

そこにいたのは三十歳くらいの女性。童顔に、丸眼鏡に面影が
あった。ネミッサはそれに気づくと嬉しそうに破顔する。

「ひっさりぶりー。事情は知ってんだよね?」

「うん。はは、ホントにあの頃のまんまだー」

「瞳ちゃんが可愛いからあの顔にしてるの。美人だったしね」

「うんうん。そっくり……。ね、私を助けてくれたのってさ……」

「さすがにごまかせないか、アタシとね……」

「お兄ちゃん、だよね」

彼女はイラストレータとして有名だった。次は絵本を書きたいと
兄からネミッサを紹介されたとのことだった。

「で、何が聞きたいのかな、友子ちゃん?」

夢をかなえた相棒の妹は、にっこり笑っていた。

「ネミッサのやってきたこと、教えて」



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