過去ログ - 勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」 
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104: ◆JKtjWoDovw[ saga]
2013/01/11(金) 23:15:20.06 ID:85WUZLjW0



 神父「騒がしいと思ったら、いったい何が…って、あああああ!?
    これはいったいどういうことじゃ!!」

 勇者「ごめんなさい神父さん。
    さっき僧侶のことを侮辱しているヤツがいて我慢できなかったのでつい殴りとばしてしまいました。
    …申し訳ないです。」

 僧侶「ゆ、勇者!なんで謝るんだよ!!勇者は何も悪く無いよ!!うん!!」

 勇者「いや、だって扉壊しちゃったし…」

 神父「いったい何をやったんじゃお前は…」




 隊長「なるほど…大体の事情はわかった。」

 勇者「………」

 僧侶「………」

 隊長「素手勇者、魔法戦士勇者の両名は今回の討伐部隊選抜試験を不合格とする。」

 勇者「そ、そうですか…(ま、別にいっか)」

 僧侶「そんな!どうしてですか!!勇者は私をかばって…」

 隊長「ルールだからだ。試験内容は「スライムゼリーを10個とってこい」だ。
    それ以外の事を引き起こした二人は処罰の対象だ。」

 勇者「………」

 僧侶「な、ならあの弓使いも…!」

 隊長「ヤツも問題の中心にいたそうだが
    この2人と違って、被害を出した訳ではないのでな。  
    追加で「コウモリの羽」5個をとってくるように命じた。」

 僧侶「で、でも…!」

 隊長「いいか、小娘。これは遊びでやってる訳じゃないんだ。
    ましてや仕事やボランティアでもない。『命令』なんだ。
    魔物、及び魔王を討伐するという事だ。

    それに既に100人以上の勇者が…ゴホン。
    命が左右される危険な任務には、それに見合った人間が必要なんだ。
    まして素手という貧弱きわまりない状態の上、いちいち私情で問題を起こすようでは問題外だ。」




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