過去ログ - 勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」 
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108: ◆JKtjWoDovw[sage saga]
2013/01/11(金) 23:21:28.07 ID:85WUZLjW0

 【 教会 】


 隊長「では討伐部隊の合格者発表だ…。
    
    弓使い、戦士、勇者A♂、etc…だ。」


 「「おめでとー」」

 「「がんばってねー!!」」

 「「おみやげよろしくー」」


 弓使い「…ふっ 当然の結果だ。しかし素手勇者がまさか落ちるとはな。 
     やはり品格が大事ということだな。」

 戦士「むっ…!?」

 勇者A♂「やめとけ、時間のむだだ。」

 戦士「で、ですが…!!」
 
 勇者A♂「俺だって納得いかんが、素手勇者が決めちまった以上どうしようもねーだろ。」
      もう明日にはこの国をでて東の国に向かうっていうし、諦めろ。」

 戦士「………」

 勇者A♂「(素手勇者…お前と一緒に旅もしてみたかったな……
       このスライムゼリー10個、草原でそのまま落ちてるのがあったけど
       たぶん素手勇者が今まで倒して来たスライムが落として、そのままだったと思う。
       また会うときがあったら礼をいうよ。)」

 戦士「(結局ゼリーはなんとか10個みつかりました。
     でもその内8個は落ちていたものですし、これってもしかして……)」

 弓使い「(ふふふ…素手勇者には感謝しないとな。
      おそらく草原に落ちていたスライムゼリーの山は素手勇者が今まで倒したスライムが落としたもの!
      放置されていたのは、この私にとって幸運だった。
      素手勇者、貴行に心から感謝を申し上げます!…なんてな、ハハハハハハハ!!)」


 隊長「では各自、準備が出来次第明日の正午、城門前に集合しろ!!以上だ!!」


 討伐部隊「「「はい」」」

 残りの勇者「「「みなさんがんばってください!!」」」


 隊長「(結局素手勇者は来なかったな…まあ所詮素手だけではこの先わたってはいけないだろう。
     だが少しでも期待させたのはなかなかだったがな。)」




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