過去ログ - 勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」 
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471: ◆JKtjWoDovw[ saga]
2013/01/30(水) 21:45:30.09 ID:vapAAKiX0



【 時は少しさかのぼり、素手勇者が森で遭難してる頃… 】


北の王「西の隊長よ、この周辺の魔物討伐。
    誠に感謝するぞ。」

西隊長「いえ、この程度の任務。魔王討伐に比べれば容易い事です。」

北の王「頼りになるのー。
    …それで、情報の方はどうかね?」

西隊長「はっ! 北の国から更に北上部したところにも調査を進めましたが、いくつかの村や
    森があるだけで魔王に関することもありませんでした。
    また魔物の方も、この国どころか生息数すら少ないみたいです。
    …いうなれば北上部は魔物の被害が無い平和な所です。
   

北の王「そうか…うむ、ごくろうであった。
    平和となればそれこそ…それでいいものじゃ。
    お主には感謝してる。」

西隊長「ありがたいお言葉です。」

北の王「…では、西の討伐部隊には休暇と褒美を送った後
    東の国への移動をお願いしたいのじゃがよろしいかな?」

西隊長「はっ!出発の準備はいつdめお整っております!!」

北の王「ありがとう。お主達の旅に神のご加護があらんことを。」

大臣「では西の勇者部隊の皆様
   お食事を用意致しましたので、どうぞ大広間の方へ」


 ぞろぞろ…
        ぞろぞろ


 (西隊長が褒められていたわ!キャー!)

 (全ては西隊長の御陰よ!!あの王様ももうちょっと隊長様を褒めて頂いてもよろしかったのに…)


 (…けッ やってらんねーぜ。魔物はほとんどでてこなかったっていうのによー)

 (だなだな…)



西隊長「(いきなりこんな緩い任務とはな……
     だが魔王がいないならいないでそれでいい。邪魔者がいない方が安心できる。
     私が勇者として今後出世するためにもな!)」






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