過去ログ - 勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」 
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567: ◆JKtjWoDovw[ saga]
2013/02/03(日) 15:20:30.00 ID:oDrXXocV0



【 さらに数日後 】
 
勇者「さ、さむい……」

勇者「こんな檻の中じゃ…やっぱり寒い……
   せめて毛布があと1枚あれば……」


魔法使い「起きてるかしら?素手勇者??」

勇者「おきてる…起きてなきゃ死んじゃう」

魔法使い「ふっホントあなたゴキブリ並みに耐えてるわね。
     大会であなたと会ったときは、あなたがここまでの人間とは思いもよらなかったけどね。」

勇者「ガチガチ…」

魔法使い「そうそう、今日はお客さんよ。」

勇者「えっ」



魔導士「連れて参りました。入れ。」



老人「おお…勇者よ。」

賢者「………っ」

勇者「おじいさ…ん?それに賢者…賢者??」

魔法使い「…あーら、ひっどい。 
     どこの人にやられたのかしら。
     顔中引っ掻き回されてるし……髪の毛もぐしゃぐしゃにされて汚いわね」

勇者「け、賢者!?なんで君がそんなことにっ…って
   まさかあいつらが……」

賢者「………」

老人「……素手勇者」

勇者「お、おい!!おまえら!!
   僕を散々有罪だなんだと行っておきながら……ガチガチ
   な、んで…げほっ
   おじいさん達を巻き込むんだ!!」

魔法使い「そりゃ賢者ちゃんが自白したんだもん。」

賢者「………っ」ポロポロ

魔法使い「…でもなんで自白したのかしら?
     もしかして今まで皆を困らせた罪の重さに耐えかねて?とか??」

勇者「お、おまえ……!!
   それに……ガチガチッ……あの学校の連中ッッッ!!
   け、賢者に酷い目にあわせて…無理矢理……!!」

勇者「……くそっ!!」

勇者「(こんなことって…甘かった!
    完全に僕が甘かった!!ここは魔法の国だ!!魔法のエキスパートだっているんだ!!
    僕は……!!弱い…!!)」




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