過去ログ - 勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」 
1- 20
569: ◆JKtjWoDovw[ saga]
2013/02/03(日) 15:24:36.53 ID:oDrXXocV0

魔法王「執事から聞けば、素手勇者は故郷の北の国で
    武器もつかわず素手で戦って…国民に感謝されてるというのを聞いた。
    その素手勇者は大変すばらしい功績を持っておるの。」

魔法使い「…ええ、そのようですわね。   
     私もつい先程聞きましたが、まさかそのようなものが
     我が国で問題を…」

魔法王「その詳しい事もじいに聞いたのじゃが…」

魔法使い「(あのクソじじい!!)」

魔法王「…話を聞く限りだと、素手勇者殿には誤解があるような」

魔法使い「誤解などありません!」

魔法王「ひっ」

魔法使い「っ…!失礼、しました。
     素手勇者が罪を犯した事には変わりないのです。
     そう、たとえ広場での一件が無実であっても学園の生徒を襲うなどと…」

魔法王「それも執事が…」

魔法王「あ…でも、あの執事はこうも言っておった。
    宿屋の老人とお孫さんも…」ウルウル

魔法使い「うっ(まさかあの執事魔法王様に全部話したというの!?)」

魔法王「妾はいつも、何も知らされていない気がする。
    全部神官などに任せてる気もする。魔法使いもそうなのかえ?」

魔法使い「それは…」




魔法使い「……」

魔法王「最近になって、皆がこわく思える。
    執事と魔法使いは昔から変わらない気もするが…」

魔法王「他のモノ達が怖い。よくわからない話ばかりするのじゃ。」

魔法使い「……魔法王様」

魔法王「なんじゃ?魔法使い??」

魔法使い「素手勇者にチャンスをあげる。というのはどうでしょうか?」

魔法王「チャンス?」

魔法使い「ええ、中央大陸にある「エルフの魔法水」
     それを素手勇者が手に入れれば、彼と宿屋の家族も解放…と。」

魔法王「それはどういう…」

魔法使い「彼は多くの人々に感謝されてるというのです。
     その行為、結果が真実とあれば
     2週間後、魔法王様の11回目の誕生日の祝杯への手伝いもできると思われます。
     魔法水を取ってこられれば、素手勇者を無罪と認めましょう。」

魔法王「そ、そうか…それならわかった。」

魔法使い「では失礼致します。」 ガチャ バタン




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/588.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice