過去ログ - 勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」 
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79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/09(水) 22:36:19.29 ID:qz1dC3bi0


【 教会 】

 隊長「…そうでしたか、素手勇者がケガを。」

 神父「ええ、でも前からああいう風に帰ってくる事が何度もありましたから
    あの手の治療の方には随分慣れてますよ。 
    今日、明日安静にしていれば回復するとおもいます。」

 隊長「そうですか…ありがとうございます。
    本日は素手勇者の看護、教会での寝食を改めて感謝致します。」

 神父「そんなとんでもない!
    今日みたいに大勢の勇者様達が泊まるなんて滅多に無いですからね。
    どうぞごゆっくりしていってください。
    あなたと今日ここにいる勇者様達に神のご加護を。」

 隊長「…ありがとうございます。」


 


【 次の日 】


 僧侶「勇者ー、具合はどうー?」

 勇者「バッチシ、もう外いけるよ。だからさ、ベットから起こさせて」

 僧侶「 絶 対 ダ メ 。 あんたいっつも同じ事言ってて、血まみれで帰って来たの6回目よ。
    いい加減学習した方が良いわ。」

 勇者「ご、ごめん…でも試験がなー。どうしよ。」

 僧侶「勇者なら1日あれば、スライムゼリーの10個か20個くらい持って帰れるんじゃないの?」

 勇者「いや、無理でしょ。昨日40匹くらい倒したけど、見つかったの1つだけだよ。」

 僧侶「うっそ…そんなにレアなものだっけ??」

 勇者「僕もよくわからない。この1年、スライム倒してもスライムゼリーの事は全然考えてなかったから…。
    もし僧侶がいうようにレアったらこの試験相当、運がよくないと無理かも…」

 僧侶「わあ…それはキツそうね。いくら勇者でも。」

 勇者「でもやってみなきゃわかんないしねー。
    ちゃんと安静して明日の朝から頑張るからさ、そろそろ朝食が欲しい」

 僧侶「はいはい、応援してるわよ。
    でも一晩中、勇者のためにホイミとなえてヘトヘトなアタシに、もうちょっと気遣ってくれるなら
    パンにあまいミツ塗ってあげたのになー」

 勇者「」






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