過去ログ - 勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」 
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881: ◆JKtjWoDovw
2013/02/17(日) 21:10:22.89 ID:ssb+JyAL0

【 重病者隔離宿舎 】

勇者A♂「……………」

勇者「…………」

勇者A♂「……………」

勇者「…………」

勇者A♂「……………」

勇者「…………」

看護婦「その人は精神がひどくやられて重病者で今はいやし草を用いた安眠剤で落ち着かせてます。
    当分、寝たきりだと思いますよ?」

勇者「そうですか…」


 【 勇者A♂は苦痛に満ちた顔で眠りについている 】

勇者「(咄嗟とはいえ、足折ってごめん。ホイミかけとくね」


 「ああ…ああああ…がっ…」

 「きみ…どこかでみたような……ああ、でもおもいだせない……」

 「体が痛いよ…熱いよ……」


看護婦「治療でサキュバスの魔翌力を抜く際に副作用が出ています。
    ……ここに長居する事はお勧めしませんよ。」

勇者「わかりました。」

 【 勇者は帰り際に一人一人にホイミをかけてあげた。】



「あ…ありがとう」

「あれ?きみって確か北の国で…」

「…………(どうやら眠ったようだ)」

「あ〜〜〜…体が楽に…」



【 個人部屋 】

隊長「……………」

 【 北の部隊の隊長は眠ったようにぴくりとも動かない 】

 【 そして、体が少しだけ痩せて見えた。 】


オーク医師「体力的にも精神的にも、一番酷い方だ。
      サキュバスの魔翌力と交配活動でよほどやられたようだな。」

勇者「……すごく、屈強な方とは思ってたんですが」

オーク医師「サキュバスの魔翌力はまず精神…生物の脳から浸食する。
      ……あまり、気負うことはしないほうがいいぞ?」

勇者「はい…」

オーク医師「看護婦から魔法水による身体の浄化や、いやし草の食事もさせている。
      命に別状は無いから安心しなさい。」

勇者「はい…(勇者A♂くんが知ったらなんて言うかな…)」

 【 勇者は帰り際にホイミをかけてあげた 】




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