過去ログ - 勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」 
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889: ◆JKtjWoDovw
2013/02/17(日) 21:20:12.89 ID:ssb+JyAL0

勇者「……」

魔法使い「…なんで子守りをしなきゃならないんだって。
     でも一緒にいるうちに……妹みたいに見えてきて」

魔法使い「あの天使のような笑顔で…毎日が楽しくなった……。
     反面…自分の力を認めさせるように……あの子に理想を押し付けてて部分があった…。」
     

勇者「……そうだったのか」

魔法使い「……うん。」

勇者「でも…それは本心じゃないでしょ?僕の勘だけど。」

魔法使い「……ええ。でも、そうじゃないかって
     時々思ってしまうのが怖かった。」

勇者「そう思うってことは本心じゃないんじゃないかな?」

魔法使い「…どうして?」

勇者「本心ならそんな話僕にしないでしょ…」

魔法使い「あっ…」

勇者「スッキリした?」

魔法使い「…うん。ホント…あなたって不思議ね。
     素手で私と戦うし、素手でここまで旅をしてくるし…」

勇者「まあ…いけるとこまで行ってみようかなって思って
   ここまできちゃったかんじだけどね」

魔法使い「やれるとこまで、やろう…か」

魔法使い「…うん、そうね。」

勇者「僕も、旅を続けようと思ってるよ。」

魔法使い「私もこれからも魔法王様を守り続けるわ。
     …そして、本当の家族みたいになりたい。私一人っ子だし
     あの子も両親がいないの」

勇者「そうだったのか…」


魔法使い「……ねえ、ちょっとこっちにきて」

勇者「え?別に良いけど」


 【 勇者は魔法使いのそばにいった 】




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