過去ログ - 女戦士「元・勇者を探す旅へ」 -SS速報VIP

過去ログ - 女戦士「元・勇者を探す旅へ」

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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 17:14:26.34 ID:qzHZZDg1o
グリズリー「ウゥゥゥゥゥ……！！！！！」

戦士「くっ……。少し前の調査ではこんな魔物、居なかったのに……」

賢者「魔物も居場所を求めてフラフラしてやがんだなぁ」

以下略

32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 17:20:19.84 ID:qzHZZDg1o
戦士「でぁぁぁ！！」ｻﾞﾝｯ

グリズリー「グォ！！」

戦士（くそ……！！攻撃はかわせても、こちらの剣では殆ど傷を負わせられない！！皮膚が堅すぎる！！）

以下略

33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 17:28:48.37 ID:qzHZZDg1o
戦士「はぁ……はぁ……はぁ……もう……だめぇ……」ﾍﾅﾍﾅ

賢者「すっげぇなぁ。非力なのにあの凶暴な熊を倒しやがった」

戦士「はぁ……はぁ……。さぁ、ここは危険ということは分かったでしょう……。先を急ぎます」

以下略

34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 17:44:16.99 ID:qzHZZDg1o
―――城下町

戦士「情報収集は明日にしましょう……」

賢者「そうか？なら、俺は心置きなく酒場にいけるなっ」

以下略

35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 18:03:14.66 ID:qzHZZDg1o
「いえ、見かけたらご連絡お願いいたします」

戦士「はい」

戦士（この国でも行方不明者は増加傾向にあるんだ……。一体、誰が……）

以下略

36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 18:09:08.37 ID:qzHZZDg1o
―――宿屋

店主「では、二部屋を使用ということですね。料金はこちらになります」

戦士「はい。では、これで」

以下略

37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 18:15:29.83 ID:qzHZZDg1o
―――屋敷

戦士「ここだ……。あの人たちなら、きっと勇者のことを―――」

船員「誰だ！？ここは大漁船団の屋敷だぞ！！」

以下略

38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 18:21:32.90 ID:qzHZZDg1o
キャプテン「ふぅん。アンタみたいな奴、もうこの世にはいないと思っていたけど、まだしぶとく生き残ってたのかい」

戦士「え？」

キャプテン「勇者なんてものはいないよ。魔王はあたしがぶったおしたからね」

以下略

39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 18:31:50.40 ID:qzHZZDg1o
キャプテン「ほう？根拠はあるんだろうね？」

戦士「勇者も人間です。敵わないと思えばすぐに逃げ出す」

キャプテン「なっ……！？」

以下略

40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 18:38:59.58 ID:qzHZZDg1o
キャプテン「勇者に親でも殺されたのかい？」

戦士「ある意味ではそうです」

キャプテン「……聞きたいねぇ。あんたの知っている勇者がどんなものだったのかを」

以下略

41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 19:01:26.79 ID:qzHZZDg1o
戦士「―――10年前のことになります。私は小さな農村に住んでいました。父と母、歳の離れた姉と一緒に」

キャプテン「戦火に巻き込まれたのかい？」

戦士「そうですね。正確には村の近くに魔物が住み着いたのです。私たちはその魔物に怯える日々でした」

以下略

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