44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 17:32:22.97 ID:+WdTgy6X0
「ギリギリ間に合いそうだな。一時はここで取り残されるんじゃねぇかとヒヤヒヤしたけどよ」
自分よりも頭二つ分ほど大きな体を屈めて、髭の男が耳打ちしてくる。
「それでは作業員の皆さん、お待たせしました。地下シェルターへ誘導しますので、しっかり付いてきてください」
先導する若い軍人のあとを、年齢のバラバラな作業員たちがぞろぞろと付いて歩いていく。
背中に不安が見えるからだろうか。その姿はどことなく母親に連れられる子供たちを思わせた。
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