過去ログ - 超古代勇機ロト
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:23:41.80 ID:cFKtRG+n0



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以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:25:43.46 ID:cFKtRG+n0
「ほら、これがお前の鍵だ。遅刻してきた分しっかり働けよ」

「はい、すみません」

投げられた作業用ロボットの鍵を受け取り、視線を右に向ける。
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:28:50.84 ID:cFKtRG+n0

SROT-107ワーカー。民間用にデチューンされた、元軍事用ロボットだ。
やや型番は古いが今もなお現役で使われている辺り、デザインはともかく実用性は高い。

「しかしまぁ長年使われてるだけあって、中はちょっと汚れてるな」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:33:11.47 ID:cFKtRG+n0

早速コクピット内に入るとシステムを起動させ、軽く点検をする。
計器類、センサーカメラ、操縦桿の反応などなど。慣れた手付きだ。

やはり自分は依然、ロボットの整備職でもやっていたのかもしれない。
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:34:36.58 ID:cFKtRG+n0

「こちら、えーと、4番機。点検完了しました」

『了解。それではオーパーツの発掘作業に合流してください』

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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:36:48.10 ID:cFKtRG+n0

アンカーがしっかり固定されているのを確認して、急斜面を滑るように降りていく。
お椀のようにえぐられた地面の中心部で、他のロボットたちが作業をしているのが見えた。

「こちら4号機、コウ=シュージン。臨時派遣の作業員です。……すみません、遅刻してしまって」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:43:47.64 ID:cFKtRG+n0

『こちら2号機だ。おう、なんだ思ってたより若ぇな』

意外そうな声を上げた男は一度作業を止めると、映像回線も使用して通信してきた。
モニターに映し出された狭いコクピット内では、火の点いていない煙草を咥えた男がへらへらと笑っている。
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:49:44.48 ID:cFKtRG+n0

『こちら1号機。発掘作業自体はもう間もなく終わる。……報告書ものだな』

次に聞こえてきたのは、くつくつという笑い声。こちらも映像回線に切り替える。
映っている男性は30代前半くらいだろうか。神経質そうなインテリ系の男である。
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:55:11.95 ID:cFKtRG+n0

「残りの作業は?」

『あとは地味な点検作業、整備作業といったところだ。若ぇ奴がやるにはぴったりだろ?』

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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:56:25.97 ID:cFKtRG+n0

地面から大きく露出したオーパーツ。それを見て、思わず感嘆の声が漏れる。

「すごいですね」

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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/05(土) 17:59:58.62 ID:cFKtRG+n0

コウが今乗っているワーカーは、コクピット部分である胸部から見るとやたら四肢が大きく、頭部はおまけ程度の大きさしかない。

外観だってエネルギーパイプやら何やらが剥き出しになっているため、まさにロボットそのものである。

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