過去ログ - 上条「お名前教えてください」ふぃあんま「うほうのふぃあんま、ななさいです!」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/01/06(日) 17:41:49.72 ID:1bxkfJPh0
何だかんだで流れによって、迎え入れてしまった。
頼むから面倒事ではありませんように、と思いながら、上条は話しかけた。
上条「…名前は、…えーと、…お名前教えてください」
ふぃあんま「うほうのふぃあんま、ななさいです!」
上条「そっかー、ふぃあんまくんかー」
ウホウノ、というのは苗字か何かだろう、と適当に考え。
上条は目の前の子供をしげしげと眺める。
七歳には見えない。発育が悪いのだろう。
ちょこん、と座っているが、先程『俺様の幻想殺し』と言っていた。
生憎、この子供に接触をした覚えはない。
とりあえず、質問を重ねて素性を知ろうと考えた上条は、問いかける。
上条「迷子なのか?」
ふぃあんま「まいごじゃない」
上条「何しに来たんだ?」
ふぃあんま「いまじんぶれいかーもらいにきたの」
上条「そっかー、幻想殺しもらいに…もらいに!?」
幻想殺しとは即ち、上条の右手首から先のことである。
超能力・魔術問わず、あらゆる異能の力を打ち消す力。
原理は今もって不明。
天然素材、生まれた時から持っていた力。
学園都市では一応『原石』のカテゴリに入る…らしい。
それを貰うということはつまり、右手を切断するということ。
上条「…幻想殺しはお菓子じゃないんだぞ?」
ふぃあんま「たべるんじゃない」
上条「何に使うんだ?」
ふぃあんま「せかいをすくうために」
上条「……えっと、…」
ふぃあんま「……」じー
上条「あげない」
ふぃあんま「えー」
上条「えー、じゃないの!」
ぷく、と頬をふくらませて拗ねる様は可愛いというか和やかだが、果たしてこの子は自分で言っていることの内容がわかっているんだろうか。
一抹の不安に駆られながらも、上条は誤魔化す様に提案する。
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