過去ログ - ほむら「今から餅つき?」 マミ「餅米が無いから、ほむほむで…」チラッ ほむほむ「ホムー♪」
1- 20
391:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/30(水) 04:01:22.52 ID:nS0UgHa30
インタビュア「本日はほむまど種の遺伝の謎を解き明かした生物学者、美樹さやか博士にお話をお伺いします。よろしくお願いします」

さやか「こちらこそ」 ニコニコ

イ「では早速、今回発表された論文についてなんですけども、私も拝読したのですがちょっと難しくて…」

さ「そうですね、一見ややこしそうに見えますが、実際のところは4種類ある遺伝子のどれが多いかで種類が決まるというだけなんです!」

イ「なるほど」

さ「詳しく説明すると…では、お馴染みの人間の血液型を元にお話しましょう」

さ「人間の血液型を構成するのは、A、B、Oの3種類の遺伝子で、これを1人につき2つ持っています。AとAの組み合わせでA型、BとBでB型、AとBでAB型、OとOでO型となります」

イ「つまり、ほむまど種の場合はABOの3種類の代わりにh、m、r、sの4種類なんですね」

さ「なおかつ1体につき、2つではなく6つ持っているのが血液型と違うところです!」

さ「例を挙げますと、ほむ遺伝子つまりhを4つ持っていて、残り2つがまど遺伝子mである個体はほむほむになります。逆にmが4つ、hが2つの組み合わせはまどまどですね」

さ「6つの内の4つ以上が同じ遺伝子で占められていれば、残りがどの遺伝子でもその遺伝子に対応した種になるんです!」

イ「単純に多い遺伝子で種が決まるということですね。では複数の遺伝子が同じ数含まれる組み合わせではどうなるのでしょう?」

さ「それもまた、血液型で説明すると分かりやすいですね。私がさっきの説明で挙げなかった残り2つの組み合わせ、AとO、それとBとOの組み合わせです」

イ「AとBではAB型ですけど…その2つは何型になるんですか?」

さ「この場合もそれぞれA型、B型になるんです。AとBはOに対して優性遺伝するわけですね!」

さ「ほむまど遺伝子の場合も優性劣性があって、ほむ遺伝子hはまど遺伝子mに対して優性なので、hとmが3つずつならほむほむになります!」

さ「そして夥多種遺伝子は稀少種遺伝子に対して優性なので、3つずつの組み合わせでは夥多種…いわゆる通常種が生まれます!」

イ「なるほど、意外と規則的なんですね」

さ「もうひとつ、血液型と大きく異なるのは、血液型の遺伝子が両親から1つずつ受け継がれる組み合わせなのに対し、ほむまどの場合は両親の併せて12個の遺伝子全ての中から6つが遺伝するというところですね!」

イ「ところで論文のこの表を見ると、稀少種のパターンが多すぎるように思えるのですが…」

さ「各種の組み合わせの数の表ですね」

イ「ほむほむが26に対して、りぼほむが14というのは、稀少種と呼ぶにはあまり数に差がないような…」

さ「それはあくまでもh、m、r、sの4種から6つを選ぶ、起こり得る組み合わせの全てですから、実際の種ごとの個体数とか出生率とは別物と考えてください」

さ「さきほど例に挙げたほむほむとまどまどの場合、持っている遺伝子はhが6つ、mが6つで、12個全てが夥多種遺伝子ですから、このつがいからは通常種しか生まれないということになりますね!」

イ「通常種からは稀少種は生まれないと」

さ「いえ、必ずしもそうではなく、つがいが併せて4つ以上の稀少種遺伝子を持っていれば、稀少種が生まれる可能性はあります」

さ「例えばほむ遺伝子4つ、りぼ遺伝子2つのほむほむと、まど遺伝子4つ、白遺伝子2つのまどまどのつがいならば、確率は低いですが稀少種は生まれます!そうですね…りぼほむと白まど合わせても0.12%程度ですけどね!」

イ「つまりほぼあり得ないんですね…」

さ「ただ稀少種との接触がほとんどない群れですと、群れ全体で稀少種遺伝子を全く持たず、絶対に稀少種が生まれません。実際はそういう群れが大多数なので、まさに稀少種と呼ぶに相応しい存在ですね」

イ「なるほど、ご説明ありがとうございます。では今回の発見についてのお話はこのくらいにして、次は美樹博士ご自身のお話をお伺いしたいと思います。やはり昔からほむほむやまどまどはお好きだったんですか?」

さ「いえ、大嫌いですよ!」

イ「え?」

さ「え?」

イ「……」

さ「……」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/583.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice