過去ログ - ほむら「今から餅つき?」 マミ「餅米が無いから、ほむほむで…」チラッ ほむほむ「ホムー♪」
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[sage]
2013/02/05(火) 00:30:05.89 ID:mvfj1Ia/0
D
まどまど「マド・・・マドマド!!!」ワタシガ、ナンデモスルカラ!!!
さやか「仔ほむと仔まど、一匹しか助からないんだよ。どっちか選んで。早くしないと両方死ぬよ?」
突然、ほむほむがフライパンに飛び込んだ。
おそらく、自分が犠牲になることでまどまどと仔ども達を見逃してもらおうと、無い知恵を絞って咄嗟に判断したのだろう。
ほむほむ「ホビャッ、ホビャッ、ホビャァァァァ!!!」フライパンノウエデ、コサックダンス
さやか「やるね、ほむほむ!感動したよ。でもほむほむの献身に対して、見返りはないけど」
まどか「さやかちゃんは、まどまどに仔まどを投げ込めって言ったんだよ。ほむほむの犠牲はノーカウントだから無駄死だね」
さやかは、熱く焼けたフライパン上で踊るほむほむの前に、ひょいと仔ほむを投げ込んだ。
ジュッと油がはね、肉の焼ける香ばしいかおりが広がった。
仔ほむは顔面から落ちて、一瞬で焼け爛れる。
仔ほむ「ホミィィィィイイイイイイ!!!!」アチュイ、アチュイヨ、タシュケテ!!!!
ほむほむ「ホギャァァアアアアア!!!!!」コドモォォォ、タスケルカラネ!!!!
仔ほむを抱きかかえ、死に物狂いでほむほむがフライパンから這い上がる。
さやかは、ほむほむをフライパンに戻すこともなく、じっと冷たい目でまどまどを眺めていた。
さやか「まどまど、何もしないあんたがでかい口きいてる間に、ほむほむと仔ほむは生焼けだよ。あんたの代わりに苦しんでるんだよ」
まどまど「マド!!!!!!」ワタシヲ、コロセ!!!!
さやか「いや、あんたは殺さない。ほむほむと仔ども達の幸せを願った分だけ、家族の死を恨みながら生きて行くんだ。それがあんたの運命だよ」
まどか「まどまどは、自分の家族をなぶり殺したさやかちゃんに、ずっと飼われ続けるんだよ。バラ色の人生だね!」
さやか「まどまどを、もう虐めたりしないよ。毎日、美味しいエサをあげる。新しいほむほむの番も用意してあげる。また仔どもを作りなよ」
まどか「ウェヒヒヒ・・・こんな仕打ちの後、優しくされる方が逆に辛いよね?まどまど、恥辱の余生をたっぷり楽しみなよ」
まどまど「マドォォ・・・マドォォォォ」オマエナンカニ・・・オマエナンカニ!!!!
さやか「飼い続けられたくないんでしょ?だから飼ってやるんだよ」
まどか「だからね、まどまど。もう生焼けのほむほむと内臓出ちゃった仔ほむと、肛門火炎放射で息も絶え絶えな仔まどの事は、諦めてね。さやかちゃんに慈悲の心は無いから」
まどまど「マドド、ホムラチャァァァン!!!!!」アイスルカゾクヲ、コロサセハシナイ!!!!!!
さやか「まだ歯向かうんだね。で、あんたに何が出来るの?」
まどか「ハシャイジャッテ。もうまどまどったら、素直に謝っちゃいなよ」
ほむほむはフライパンを逃れ、焼け爛れた仔ほむの顔をペロペロ舐めていた。
その背中に、尻から焼かれて瀕死の仔まどがしがみついている。
人間に立ち向かうまどまどの勇姿を、不安げにチラチラ見ながら、ほむほむは仔ども達を助けようと必死だった。
自分の火傷なんて、後回しでいい。
まどまど「マドド、マドマギィィィィイイイイ!!」モウイイ、イインダヨ・・・・
まどまどが、家族に歩み寄った。
人間への怒りに燃えていた瞳の焔が、すっと消えた。
仔ども達をいたわり、涙に濡れた顔で舐め回すほむほむの姿を眺め、まどまどは慈しむ様な安らいだ表情を浮かべた。
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