過去ログ - ほむら「今から餅つき?」 マミ「餅米が無いから、ほむほむで…」チラッ ほむほむ「ホムー♪」
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[sage saga]
2013/02/12(火) 21:42:54.67 ID:8fzLVIImo
トムとジェリーのコピペ改編
ほむほむが大人になってすぐに、マミはもうこの世にいなくなりました。マミは魔法少女だったので、常に危険と背中会わせに生きていたのです。
ある日マミは、ほむほむの前から姿を消しました。
ほむほむの前では、いつも強くて無敵の魔法少女を演じていたマミも、心の中は常に孤独で、人間の友達や魔法少女の友達を強く求めていたのです。
そして皮肉にもマミの頭部は、その夢の実現を目前にして、恵方巻きの腹の中に消えてしまいました。
マミの戦死をQBから聞かされた時、ほむほむは激しく悲しみました。
小動物の物とは思えないほどの大きな声で泣き叫び、大粒の涙を流し、体内の水分と塩分が不足して脱水症状になるほど悲しみました。
マミとの生活は、ほむほむにとって最高に幸せな時間でした。マミがいるだけで、ほむほむの心はポカポカと暖かくなりました。
ほむほむにとってマミは、ただの飼い主などではなく、
友達であり、姉であり、母親であり、初恋の人であり、天使であり、すべてでした。
翌日。悲しむほむほむの前に、一人の青い髪の少女が現れました。
彼女の名前はさやかでした。そこそこ可愛い少女でしたが、胸はマミほど大きくありませんでした。
飼い主のトムがいなくなって、このままでは野良に落ちるほむほむを見て、さやかはその場で一つの決断をしました。
ほむほむは新しい主に感謝をして、悲しみに沈む心を必死に抑え、さやかの前で感謝の舞いの、ほむほむダンスを踊りました。
いつもマミに見せていたように……
ほむほむは踊りながら、さやかが微笑んでくれるのを待ちました。
しばらくして、さやかが右手をほむほむに差しだしました。
ジェリーは思いました。この人はマミと同じ優しい人だと。マミがしてくれたように、自分を優しく抱いてくれるのだと。
しかし、さやかはマミと同じではありませんでした。
さやかの右手は、ゆっくりとほむほむに迫り、そしてそのまま愛らしく踊るほむほむを捕らえました。
さやかに捕まれたほむほむは、少し困惑しながら小さく微笑み、新しい御主人様に出会えた幸運を神に感謝しました。
しかし、ほむほむのその微笑みは、すぐに苦悶の表情へと変わっていきました。
さやかが、ほむほむを掴む右手に、どんどん力を込めていったからです。
血まみれのほむほむは薄れ行く意識の中で、猫が自分を殺そうとしている事を理解しました。
マミが人間の中でも特にほむほむに優しい人格者であった事と、さやかが人間の中でも特にほむほむに厳しいほ虐家である事を、
ほむほむは、このとき始めて知ったのです。
そしてほむほむはマミを失った自分が、同時にこの世での全ての幸せを失った事も再認識しました。
そして、ほむほむの魂は、やがて体を抜けて空の上に……
「あら? もう来ちゃったの?」
「…ホッ? …ホム!?」
「うふふっ。また二人で、紅茶が飲めるわね」
「ホムッ♪」
「……これで寂しくないよね? マミさん……」 完
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