過去ログ - ほむら「今から餅つき?」 マミ「餅米が無いから、ほむほむで…」チラッ ほむほむ「ホムー♪」
1- 20
830:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/17(日) 17:54:08.21 ID:i12Vosht0
「ほむほむのおかあさん」

まどか「ねえ、ほむほむ。ほむほむは今、幸せかな?」

ほむほむ「ホム!!」

まどか「そうか、幸せなんだ。良かったね」

ほむほむ「ホムホム、ホムム・・・ホム」

まどか「うんうん。毎日美味しいもの食べて、あったかいおウチで、何不自由ないもんね」

ほむほむ「ホム」

まどか「でもね・・・ほむほむは覚えてないの?」

ほむほむ「ホ・・・ホム???」

まどか「ほむほむのお母さんは、どこにいるのかって」

ほむほむ「ホム・・・マドカァ!!」

まどか「え?わたし?違うよ。わたしは人間でしょ?でもそう言ってくれて嬉しいよ」

ほむほむ「ホム、マドカァ」スリスリ

まどか「指にスリスリして甘えちゃって。でも、ほむほむを産んだ本当のお母さんはわたしじゃないんだよ」

ほむほむ「マドカァ・・・ホムホム」オカーサン・・・スリスリ、ホオズリ

まどか「それでも、やっぱりわたしがお母さんだって言うんだね?」

ほむほむ「ホムゥ・・・」ダイスキ

まどか「ほむほむが今、頬をスリスリしてる指先がね、妊娠したある母ほむのお腹をね、ギュッと押し潰したの。そしたら・・・」

ほむほむ「ホ・・・ホム???」

まどか「母ほむの子宮から未熟な仔まどがブチュって捻り出されて、死んだの」

ほむほむ「・・・・・・・・・・・・・・・」

まどか「母まどが死に物狂いで仔まどを抱いて、ペロペロ舐めて息を吹き返そうとしたけど無駄だった。だって、お母さんのお腹から出るには早すぎたから」

ほむほむ「ホ・・・ホムゥ・・・??????」

まどか「その指先はね、もう一回瀕死の母ほむのお腹を・・・ギュッと押し潰したの。今度は仔ほむが飛び出したの。血塗れで、息してなかった」

ほむほむ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

まどか「母ほむは無理やり胎児をひねり出されたショックと出血多量で死んじゃった。それでも、母まどは必死で仔ほむを舐め回して、息を吹き込んで、半狂乱で泣きわめきながら・・・赤ちゃんの命を救ったの」

ほむほむ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

まどか「余計な事をしたご褒美に、母まどは・・・この指でね・・・片手と片足を引き千切ってあげたの。最後まで仔ほむのことを案じながら、母まどは苦しみ抜いて死んだの・・・フライパンの上で」

まどか「凄かったよ。大切な仔を残して[ピーーー]るものかと、最後の最後まで足掻き抜いて、全身が高熱の油で爛れながら、それでものたうち、手を伸ばして・・・仔ほむを抱きしめようとしていた」

ほむほむ「・・・・・・・・・・・・・・ホ・・・」ポロポロ

まどか「人のお家のお庭に、勝手に巣を作って住み着いた厚かましい野良ほむまどの番だもん、そんな目に合うのも当然だよね?そう思うでしょ、ほむほむも?」

ほむほむ「・・・・・・・・ホ・・・ホビャァァ・・・・」ポロポロ、ポロポロ

まどか「でもね、仔どもに罪はないから・・・奇跡的に生き残った一匹は、飼ってあげることにしたの」

ほむほむ「ホム・・・ホムム・・・ホムホ、ホム・・・マ、マドカァ?????」

まどか「そうだよ。ほむほむが今思った事、訂正するほど間違っていないよ」

ほむほむ「ホ・・・ホビャァァァアアアアアアアアアアアアアアァァァアアアア!!!!」

まどか「だから聞いておくね。ほむほむにとって、生みの親と育ての親、どっちが本当のお母さんかなぁ?」

ほむほむ「ホ・・・ホ・・・ホビャ・・・ホ・・・ホミミミミミミミ・・・」

まどか「もう一度聞くね。ほむほむは今、幸せかな?まだわたしのこと、お母さんって呼んでくれるよね?・・・ウェヒヒヒ・・・」

おわり


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/583.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice