過去ログ - ほむら「今から餅つき?」 マミ「餅米が無いから、ほむほむで…」チラッ ほむほむ「ホムー♪」
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[sage saga]
2013/02/18(月) 04:30:16.83 ID:/e5a00tIO
「ハァッハァッ」
とある街角に息を切らして走る少女の姿があった
少女の手には虫カゴが抱えられている
大きさは16(幅)×8(奥行)×12(高)cm程であろうか、中には大小合わせて3匹のほむほむ
少女が駆けるリズムに合わせて中のほむほむは上下左右に揺られている
少女は余程急いでいるのだろう、虫カゴから漏れる小さな悲鳴を気に留める様子はない
「ふふ、ついにっ! ついに買っちゃったよ、ほむほむ!」
家に着き、自室に入るや高らかに虫カゴを掲げる少女
その顔はまるで、母親に飼う事を反対された筈のレトリーバーに帰宅を出迎えられた子供の様に
枕元にクリスマスプレゼントを見つけた子供の様に輝いている
「あ! いけない、いけない」
少女は一頻り虫カゴの中で蹲るほむほむを眺めた後、部屋に錠を掛けた
ほむほむと過ごす時間を誰にも邪魔をされない為に
「ホ、ホヒュ…ホヒュ…… 」
すっかり疲弊し、虫カゴの中で寄り添い合い項垂れるほむほむ達
広い水槽から狭い虫カゴに押し込められ、激しく振り回されたのだから無理もない事だろう
「ほむほむちゃん達、元気がないぞぉ? ほら、これ飲みなよ」
少女は鞄の中からペットボトルを取り出すと、器用に中身を注いだ蓋を虫カゴの中に置く
まずは一番大きいほむほむが恐る恐る一口
口の中一杯に広がる芳醇な薫りとほのかなミルクの甘みが警戒し強張っていた顔を緩ませる
その笑顔に促されて小さいほむほむも順に口をつける
「ホミュゥ〜♪」
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「うふふ、可愛いなぁ。仲良しみたいだけど、この3匹って親子なのかな」
少女とほむほむの間に流れる和やかな空気
『運び方は酷かったけど、甘いお水はとっても美味しかったね』
『きっといい飼い主さんだね』
人心地ついたほむほむ達はそのまま眠りに就いてしまいました
「もう寝ちゃった。疲れてたんだね」
「やっぱり元気になってもらってからじゃなきゃね」
少女は携帯電話を操作する
「楽しみだね、ほむほむ」
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