過去ログ - 京子「萌ゆる百合の花も、枯れれば醜くありけり」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 20:45:09.80 ID:0s1iP1/no
ちなつは何も語らなかった。
しかし、その両腕から伝わるのはこれ以上無いほどの愛である。
その慈しみが明らかであればそうであるほどに、結衣の弱さは曝かれるのだ。
ただ今は、まるで許しを乞う羊のように、その優しさに浸っていたかった。
労りと偽りはよく似ている。
安寧というモルヒネも、痛みを和らげるのには必要である。
結衣はちなつの抱擁に応えようと、手を延ばした。



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