過去ログ - 京子「萌ゆる百合の花も、枯れれば醜くありけり」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 20:34:05.18 ID:0s1iP1/no
気丈にもちなつは【普段通り】を貫こうと努力していた。擦り切れていた。
少なくとも、結衣の目にはそう映る。
ちなつは、いつもそうしているように、四人分、お茶を淹れようとしたのである。
平素を意識するが故に、無意識のままに。
そんな健気な彼女の姿を、いったい誰が責められようものか。
結衣はそれを深く、深く、傷口に刃物を抉り込む位痛烈に、理解していた。

歳納京子がここにいないこと。それはちなつや、あかりの所為では決してない事を、分かっていた筈だった。



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