8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/06(日) 22:42:34.86 ID:uaERGpj6o
QB「ママに会いたいのかい？」
たえ「！」
少女が声に驚き前を見ると、そこには白いぬいぐるみのような生物がいた。
低い太陽にあてられて、うねうねと動くしっぽの影が、地面を這いずりまわっていた。
たえ「……」
少女は白いぬいぐるみのような生物を見て、目を丸くする。
QB「……」
白いぬいぐるみのような生物は、この時、少女が自分の正体を訪ねるだろうと予測していた。
そして『自分は願いを叶えられる存在だと』いえば、この愛に飢えている少女は母に会いたい
と願い、自身に喰いつくだろう。そして少女は、非日常の中の高翌揚感と希望に酔い、契約は成立
する。
しかしその予想は、裏切られた。
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