過去ログ - 【咲】京太郎「清々荘にて」　菫「11部屋目だ」【安価】【三箇牧】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲】京太郎「清々荘にて」　菫「11部屋目だ」【安価】【三箇牧】

↓ 1- 覧 板 20

785: ◆r05KxLrr0E
2013/01/11(金) 20:34:54.41 ID:/a/pMYzBo
泉「……でも、もう三年生ですか」

京太郎「二年のときに急に三箇牧が廃校になって千里山が共学になって転校して」

泉「二年のときは咏ちゃんたちと全国行きましたね」

京太郎「今年の全国はどうなることやら」

泉「心配ですよね……私が部長でいいのかどうか」

京太郎「あーいや、それに関しては保証しておく、泉なら大丈夫だ」

京太郎「咏なんかに任せたらどうなるかわかったもんじゃないからな」

京太郎「だから自信持ってくれよな」

泉「ふふっ、おおきに」ﾆｺｯ

京太郎「まあ……どうってことねえよ」

ずっと私の顔を見ていた目がそれる

あのときは諦めたけど……やっぱり

泉「……好き」ﾎﾞｿｯ

京太郎「ん？なんか言ったか？」

泉「い、いえ！何も！」

京太郎「そうか……あ、もうすぐ部活だな」

京太郎「それでは行きましょうか、お姫様」ｽｯ

泉「まったく、京太郎ってば」ｶﾞﾀｯ

――――彼の手を取って立ち上がろうとしたそのとき――――

泉「わわっ！」ｽﾞﾙｯ

――――足がもつれて転んだ私が倒れ込んだのは――――

ﾁｭｯ

あれ？

ﾄﾞｼｰﾝ

京太郎「…………」

泉「…………」

今の唇の感触……これは、そういうこと？

京太郎「す、すまん！先行ってるな！」ﾀｯﾀｯ

泉「は、はい……」

呆然と立ちすくむ……座りすくむ

私の初めてが……たしかに彼に奪われるのが本望でしたけど、まさか、こんな形で……

泉「はぁ……」

人差し指を唇に当ててみる、ほんのりとした温もりはやがて顔中に広がっていった

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

1002Res/219.42 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ