過去ログ - 比企谷「やはり、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/10(木) 17:44:19.74 ID:2UCuA8Kj0
あ、テーブルのところに葉山と、松井さん?…がいるじゃん。マジでゴジラ、引退お疲れ様です!
内装は普通のイタリアンって感じの綺麗なお店で、結構人もたくさんいる。
その中でも葉山はやはり目立つ存在だった。
つーか彼らはデートなの?もういっそ付き合っちゃえよ。
「あーヒキオ、話聞こえてんぞ。松井って誰だ、あーしは三浦だっての。」
恐ろしい、心の声を読まれていた。
それにヒキガヤです、とは口が裂けても言えないレベルの威圧感。
懸賞金、5億はくだらねえよ、海賊王も近いな
「あれ、比企谷じゃん。それに結衣も。もしかして打ち上げとか?
お前、後夜祭きてなかったよな。だから二人でか、なかなかいいじゃん。」
さすがは葉山よくわかっていた。こいつはただの人気者ではないことは分かる。
クズを育てる英才教育の賜物だった。
「まあ、そんなもんだ。お前らはなんだ?デートか?」
「いや、そういうわけじゃ、ないんだ。時間があったからたまたま来ただけなんだけど。
三浦がここ、来てみたいって言ってたしな。」
最近は戸部といい三浦といい、リア充組は好きな人をゲットするのに本気だな。
戸部もに三浦もマジで策士なんだよ。
俺だってね、好きな人と少しでも話したいから、帰るタイミングとか計ったり、放課後教室にいたりしたもんだったよ。
おかげで、その女の子に「好きな人の話してるから黙ってとか言われたことあるし。
まあ結局何が言いたいのかとい言うと、この手の試みって、たいてい失敗するもんなんだよ。
そもそもこういうので付き合うよりも、運とかそんなんだから。
袖振り合うも他生の縁とはよく言ったものだと思う。だいたい、出会いなんてそんなもの。
「いいじゃん、二人とも付き合っちゃえば」
「俺たちはそんな関係には、ならないかな。まあこれからどういう風になるかはわからないけど、悪友みたいな感じったのも悪くないとは思ってる。」
葉山そこでそれは。
なかなか厳しいんじゃないの、三浦さん涙目。
こうしてみると、ちょっと可愛かったりもする。
いや、初めはほんとにリアルゴジラだったんだよ。今は良くも悪くも女王さまって感じだな。
三浦頑張るんだ。勝ち目はまだある!ネバーギブアップ!
「そーいやヒキオ、一応隼人がお前のこといいやつだって認めてるから。あーしも認めてやってんだからな。
結衣泣かせたら、許さねえからな。」
「泣かされないって、ヒッキーに泣かされるほどよわくないよ!!!」
俺は葉山にルミルミの件でも相模の件でも、あいつには大変な役回りをさせてんだよな。
あいつはほんとにこんな俺を評価してるのか?
葉山の器の大きさはほんとに底知れない。
雪ノ下に匹敵するだろう。と俺は思っている。
「つーかさ、戸部て姫菜のこと好きっしょ。
あいつ、みょーに様子がおかしいってか、姫菜の前だと挙動不審なんだよね。」
うわー、やっぱり恋する乙女は違うんだね。
やっぱあのわかりやすくもわかりにくい、そんな策士アピールを続けている戸部であった。
つうか俺もぼっちなのにクラスの内情だいぶ知っているな。 我ながらびっくり。
「
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