過去ログ - 比企谷「やはり、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/12(土) 17:26:01.70 ID:jjhVAqZk0
料理は案外すぐにやってくる。
俺たちは15分程度待っただろう。

ナポリタンを頬張りながら結衣は言う。


「隼人くんって、ヒッキーといろいろあったことで、たぶん本当の自分が出てきたのかな?
 みんなが一番っていう感じの人だけど、そうじゃないところもあるっていうのが、今日はっきりわかったよ」


「そうだな。俺も夏、キャンプに行ったときあったろ。
 そこで葉山の真の姿を見たような気がしたな。まあーそれにしても、あいつにも手にはいらなものがあるなんて良かったぜ。なんでも手に入れられたら。俺たちぼっちはどう生きていいかわかんねえな」

俺はフォークを料理に突き刺す。

「いや、ヒッキーそんなこと言わないでよ。ヒッキーには隼人くんにはないところ。
 たくさんはないかもしれないけど、きっとあると思うよ、だってあたしやゆきのんや川崎さんを助けてくれたんだもん。ヒッキーのこと、ゆきのんが「私たちだけが、本当の優しい彼を知っていること、なかなか悪い気はしないわ」
て、言ってたよ。」


そうか、雪ノ下雪乃も結構変わったんだな。
俺は本当にいい友達になれると思っているのに…。今からのことなんてわからないや。

「隼人君、ゆきのんのこと好きっだったって噂、一回だけ聞いたことある。あの、ちょっと苦手なあのお姉さんから。」

俺は思わずフォークを落としそうになった。
 


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