過去ログ - 比企谷「やはり、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/16(水) 22:01:08.45 ID:nx1L1UWz0
「あとあんまり入れたくないけど、材木座かな。あと平塚先生とかもだろ」


実際に雪ノ下も由比ヶ浜なんかは俺のような奴が普通に過ごしていたら絶対に会えない相手だろうと思うし、そこはいい縁だったと思ってるし、ここまで踏み込んできてくれる由比ヶ浜のことを心配もしているが、本当はうれしかった。
雪ノ下の完璧ではあるが、どこか脆いところもなんとか守ってやりたいと思ってしまうし、この二人がいなければ、川崎や戸塚と仲良くなることもなかっただろう。こんな日常を送っている俺は案外幸せ者かもしれない。
と思える程度に俺も成長したのか、と思う。奉仕部に入れられたときは成長なんてするかと思ってた。



「よかった…。あたしも内輪に入ってたんだ」




由比ヶ浜が頬を染めている。何とも言えない可愛さだった。
この笑顔が見れるなら、クズ予防線を解除してもいいだろうか。



「お前が内輪じゃなかったら、誰が内輪なんだよ。相模のこととかほんとにさんきゅーな。
 なんだかんだで、いつも見てるからさ。」


相模は俺のことをさんざん言いふらしているようだった。
あいつはまだ俺のレベルには程遠い。ほんとにいやなことってのは。友達に愚痴るもんじゃないんだ。
一人で抱え込むものなんだよ。俺のようにな。
あからさまにいやな態度に出した時点で負けだ。
いろいろと由比ヶ浜のは相模のことを裏で解決してくれたようだった。
俺は別にどうでもよかったのだが、由比ヶ浜と雪ノ下が許さなかったらしい。葉山も協力してくれたようだった。


「見てていいんだよ、むしろ見ててほしい、な。何かあったら、また。あたしのこと助けてよ。」


それに答えるべき言葉は一つしかない。


「ああ、出来る限りで、適当にな。」


「それができれば、あたしは安心だよ。きっとゆきのんや川崎さんも、その一言だけで、安心できると思うよ。
 ヒッキーは隼人くんにないいいところいっぱい持ってるってあたしは知ってるよ。」


由比ヶ浜はほんとに優しい優しすぎる奴だな。ほんとにお前のことが好きになってしまいそうだ。
でもそれは誤解だし間違いなんだと言い聞かせる。ほんと、今日何回目だろうか。


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