過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」佳織「22だよっ！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」佳織「22だよっ！」【鶴賀】

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965: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/01/14(月) 01:20:38.45 ID:hPG4sFUP0
京太郎「……」

京太郎「……魔法少女ごっこ、って言って信じるか？」

桃子「……」

京太郎「誰にも言うなよ……ゆみ先輩にも」

京太郎「モモにだから離すけどさ……」

京太郎「ゆみ先輩……そういう、魔法少女とか好きだからさ」

京太郎「俺も付き合ってるんだ」

京太郎「服とかも着てさ……本格的に」

京太郎「……それだけ」

京太郎「ただ遊んでただけだよ」

桃子「……」

京太郎「……モモ？」

桃子「……なんだ、そうっすか！」

桃子「あははっ、私勘違いしてただけなんっすね！」

いきおいよく飛びのく。

桃子「ゴメンっす、京ちゃん、ちょっと勘違いしちゃって！」

桃子「ああ、服濡れちゃったっすね……どうしよう……どうしたらいいっすかね！」

京太郎「……いや、お前人のこといえないからな」

桃子「おっと、そうっすね！」

桃子「ふっふっふ……見てみて、ここ透けてるっすよ……？」

京太郎「恥ずかしいからやめてくれ」

桃子「はーい！」

……さっきまでないていたのが嘘みたいに、モモは笑い始めた。

笑って、明るくなった。

そこだけ雨が降ってないくらいに。

桃子「いやー……それにしても奇遇っすね、京ちゃん！」

桃子「まさか、たまたまこんなところで出会えるなんて！」

京太郎「……モモ？」

桃子「私、さっきお使いに行ってきたばかりなんっすよ！」

桃子「だから……ほら、ここにスーパーの袋置きっぱなしっす」

……何かがおかしい。

何か。

桃子「しかも途中で雨降るっすし……もう、最悪っすよ！」

桃子「……あ、京ちゃん傘持ってるじゃないっすか！」

桃子「相合傘しようっす！」

桃子「濡れて濡れて大変だったっすもん！」

京太郎「……ああ、いいぜ」

桃子「やったっ！」

桃子「～♪」

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