過去ログ - イチローが学園都市にやってくるようです -再試合-
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◆I045Kc4ns6
2013/01/08(火) 22:15:42.38 ID:oV4kWqrS0
「流石にやりすぎてしまったかな」
学園都市側が用意してくれたホテルの一室。ベッドの上で仰向けになっていたイチローが呟く。
あの時やったことは「空気を打つ」というもの。いわゆる「当てない打撃」だ。
音速を超えるスピードでバットを振り、更に速いスピードでバットを引き戻して空気の壁にぶつけた。
言わばソニックブーム。前方に発生した衝撃波でうまく相手を吹き飛ばすことができた。
しかしちょっと遠くに飛ばしすぎたかもしれない。
でも襲われていた女の子……佐天さんを助けられたから良しとしよう。
ガバッと飛び起き、気持ちを切り替える。
自分がここに来た理由は講演であることを見失ってはならない。
とにかく明日に備えなければと思い、内容の確認を始める。
予め書いてきた原稿用紙に目を通しながら考えを巡らす。
何でも講演を行うその場所は、レベル3以上でなければ入学できないという名門校のようだ。
レベルという概念がよく分からないが、生半可なことを喋っては失礼だ。よく推敲しておく必要がある。
生半可、ということでふと思いついた。
明日、能力を見せてもらうのも良いかもしれない。ちょっと頼んでみるのもアリだ。
それから自分のレベルというものを測ってもらいたい。システムやその方法に興味がある。
膨らんでいく希望を胸に、彼の訪問初日の時間は過ぎていく。
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