過去ログ - ほむら「修学旅行で名古屋に来たわ」
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20:1[saga]
2013/01/10(木) 22:04:02.51 ID:AK3CxE2n0
――三分後。
地面には、五人の魔法少女が横たわっていた。僅か一ラウンドの時間しか使っていないにも関わらず、全員動く事が出来ない位まで痛めつけられている。
対照的に、大剣を持つ少女は息一つ切れていない。
大剣を持つ少女「手応えが無いねぇ……。ま、このままほっとくのも癪だし……アンタだけは見せしめにさせて貰うよ!!」
魔法少女A「ごめんなさい!! ……もう逆らいませんから!! 見逃してください!!」
少女は無言で歩み寄った。這いつくばる魔法少女が泣き叫ぶのを、嘲笑いながら立ち止まる。
大剣を持つ少女「そんな風にする位なら……最初からやるなっての!!」
何のためらいも無く、思いっきり大剣を振り落とした。
魔法少女達「……!?」
少女の体は、右肩から股にかけて真っ二つに切り落とされた。即死同然の攻撃を受けてしまう、動こうとしない。
鮮血が飛び散り、臓器の欠片が溢れ出してしまう。
魔法少女達は、恐怖の余り悲鳴を上げる事さえも出来ない。失禁、嘔吐し、ガタガタと震えて見ているしか出来なかった。
槍を持つ少女「あー……レイちゃん。これ出てくるよ?」
大剣を持つ少女「ふーん……好都合じゃん」
しかし、二人の魔法少女は、ソウルジェムが生まれ変わる瞬間を、笑いながら見ているだけだった。丸で、獲物を目の前にした肉食獣の様に。
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