過去ログ - ほむら「修学旅行で名古屋に来たわ」
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29:1[saga]
2013/01/10(木) 22:18:24.22 ID:AK3CxE2n0

 すると、意を決した様に、魔法少女は口を開いた。

魔法少女B「あ……あの、助けてもらってこんな事言うのもおかしいですけど……」

さやか「ん……?」

魔法少女B「二人とも、今すぐに名古屋から逃げて下さい!!」

ほむら「……どういう事かしら?」

魔法少女B「事情は言えませんけど……この街は危険です。貴女達の様な“まとも”な魔法少女が居るべき所じゃ無いんです!!」

ほむら(……まとも?)

 魔法少女は、叫ぶように伝えて、その場から逃げる様に立ち去った。

さやか「何なのよ? 折角助けたのに……」

 さやかは、ヤレヤレと溜息を吐き出した。

ほむら「……ねぇ、さやか。さっきの娘、怯えてる様に見えなかったかしら?」

さやか「どうだろう……。言われてみれば、そう見えなくも無いかも……」

ほむら「だとすれば、魔女に怯える要素が合ったかしらね」

さやか「そりゃ、そうでしょ。魔女が怖くない魔法少女何て、少ないでしょ。アンタの場合、ワルプルギスの見過ぎで感覚が変わってるんじゃない?」

ほむら「……だと良いのだけれどね。まどか達の所に、戻りましょうか」

さやか「だね。コアラも見たいし」

 ほむらとさやかは、待たせているまどかと仁美の元へ戻る事にした。




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